論文試験において、重要なのは、論点について論ずることである。
それゆえ、論点を整理することが重要である。
例えば、刑法における、間接正犯、共犯、未遂、正当防衛などの犯罪の成否。
規範を定立し、事例を拾い、当てはめを行い、結論を出す。
問題の論点について時間内に論述する必要がある。
司法試験合格のためには、過去問分析が重要であり、出題趣旨の分析が必要であり、採点実感の分析が必要である。また、過去問については、正解できる必要がある。
過去問で正解できればいいのであれば、過去問に当たるのが近道であるように思えるが、基本を理解していないと、論点がわからず、正解が理解できないし、正解を出せない。
それゆえ、我慢して、基本を学ばざるを得ない。